まるやま組

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9月のまるやま組
2013/09/23(月) | くらしつなぐ |Comment
秋空のもと9月のまるやま組をおこないました。今朝はまずご挨拶のあと、さっそく小麦の脱穀をします。



足踏み式の脱穀の機械を回しながら乾いた麦の束をおしああてて、粒粒をとります。

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とれた粒についているもみ殻を選り分けます。

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箕とよばれる大きなザル状のものにいれてとんとんと振るとはねあがった籾殻が飛んでいく。簡単そうでこつがいるのです。

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1時間たらずみんなで作業してできた玄麦。畑での実りのあt、干したり、脱穀したり、選別したりしてはじめてこのようになります。精白や粉に挽くなどして加工してようやく口に入る。なかなか手間ひまかかるんだなとわかっていただけた様です。

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その後秋のまるやま植物調査でみんなではざ木のたつ里山をあるきます。

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秋は一年で最も里山の草花の多い時期です。こどもたちも自然とお花を摘んだり、飾ったり。。楽しい気分。

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恒例の金沢大学の伊藤先生の植物の観察会がはじまり始まり。

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それにしてもこんなに黄金色につつまれてひっそり里山の中で、なんてゆたかなことでしょう。

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子どもも大人も気軽に質問したり、絵を描いたり。今日は猫じゃらしは『エノコログサ』っていう草と説明するとエノコロってなんですか〜?ときかれました。しらべてみると「イヌのしっぽ」という意味らしいです。おもしろいですね。いきものの名前も漢字で見直すとなるほどと思うものがいっぱいあります。

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驚きや、感動を、

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身のまわりの日常の中で感じて学びあうことは本当に楽しい。

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お母さん達もしばし香りを楽しんで。。


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とはいえ、食欲の秋です。次は畑で枝豆刈り。耕作放棄地を開墾した畑で醤油用に育てた大豆を味見してみます。

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輪島の谷川醸造さんも今年の豆の様子をチェック。

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一家で一束とって下さいね〜とお願いして引き抜いていただきました。

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大豆の根には根粒菌と言う粒粒が点いていて窒素をためるということです。研究者は豆より根っこがおもしろい?ようです。

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葉っぱは落として大きな釜で枝ごとゆでます。


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湯加減はどうでしょうか?ってまるで枝豆風呂のように湯かきぼうでまぜてます。

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その間に子ども達はオープンキッチンが待ちきれずメニューを黒板にかきはじめていました。大人に聞きながら書く事で季節の食材や料理方法にも関心を持ってくれたらうれしいですが。そんなことよりおなかが鳴っている様です。

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さあ、豆も良い感じに茹だりました!

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ゆみさんが今日のメニューの解説を。

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温野菜が嬉しい季節です。自家製のトマトのコクと旨味のソースが人気でした。

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醤油をしぼったあとのモロミかすと本みりんだけで仕込んだ鶏と直火焼きのねぎの相性がすき。

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むかごのご飯のむかごも今の季節だとまだ大粒のを探すのにはひと手間なのです。番犬マロの散歩をしながらゆみさんがあつめてくれました。

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あおりいかにイカのいしるをたらっとかけて。

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山ぐるみと豚の角煮のちまき。市販のクルミでなくて山姥先生にいただいた野生のクルミは野趣一杯のかおり。作りおきして冷凍しておくと重宝の一品。

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そうめん南瓜のフライ。おもしろ食感。

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なすのおつけもの。さっぱりおいしい。

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シソの実と生姜のごはん。

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頂き物の北海道のチーズとまるやま組の畑のジャガイモのラクレット焼き。こどもたちが何回もキッチンで試食したのでした。

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焼かずにそのままが好きな派にはクラッカーとあわせて。皮の部分も好き。

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名残の夏野菜ピーマンのベーコンソテー。

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焼きなすの冷たいスープは赤ちゃんから大人まで今年の夏からはじめて人気のメニューです。

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今日はまるやま組の無農薬の雑穀クラッカーをdipしながら味わって。

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そんなこんなで今月のパレットには秋のいろがいっぱいです。いただきま〜す。

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暑さも一息ついて外でいただくのもきもちよい。

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枝豆に集まるみなさん。ビール?今日はなしです。またこんど。枝ごとむしりながら豪快にたべる豆はあまい!!

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最後に南瓜プリンのデザートを食べて、さっきとった玄麦を押し麦にしてみます。ドイツのフロッカーと言う手回しのオルゴールみたいな機械に玄麦の粒を入れてくるくる回すとコップの中につぶれた麦が出てきます。たのしくてみんなくるくる。これでおいしいクッキーを焼きますからおたのしみに。

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帰る頃にはこどもたち川遊びでずぶぬれになった子が4名ほど、道ばたには泥だんごもころがっていました。まるやまの秋の一日堪能してかえられたでしょうか。
9月のまるやま組のお知らせ
2013/09/17(火) | 学び |Comment


9月のまるやま組イベント変更のお知らせ

台風のあと、すっかり秋本番になってきました。
まるやま周辺の稲刈りも本番を迎えています。
ゲンノショウコ、オヤマボクチ、ツリガネニンジン・・・、一年でいちばん野の花もきれいな時期を迎えています。
オープンキッチンでは、無農薬栽培の枝豆を収穫して、釜茹でします。

日時: 9月23日(月) 9:00~14:00

予定:     9:00~10:00 あいさつ、小麦脱穀   
       10:00~11:30 植物観察会    
       11:30~12:00 枝豆収穫     
       12:00~14:00 オープンキッチン

定員:    30人

持ち物:  まるやま組あるき札(必携!)、長靴、軍手、汚れてもよい服装、タオル、帽子、飲み物

参加費:  年会費 個人3,000円/年、家族5,000円/年、
        あるいは、ビジター 大人1,000円/回、ビジター子供500円/回  
    
オープンキッチン会費: 大人800円、小学生以下500円

申込み:  9月20日(木)までにeメール、電話、もしくはゆきのfbに返信ください。
kbhagino@gmail.com、 snowhagino@gmail.com、電話 0768-26-1668 
        定員になり次第締め切りますので、お申し込みはお早めに。

お願い:  車は出来るだけ乗り合わせてお越しください。駐車の際は農業の方の迷惑にならないようお願いします。
       バスなどでお越しの方は連絡ください。近くのバス停までスタッフが迎えに行きます。

今後の予定 
10/13 植物調査(ハザ見、枝豆)
11/10 植物調査
12/8  あえのこと田の神様迎え(15:00から)
1/12 醤油仕込み
2/23  あえのこと田の神送り
ご希望の方には、まるやま組グループメーリングリストの招待状もお送りさせていただきます。


Dear friends of Maruyama-gumi

Hope you have survived through hot & muggy summer with occational heavy rain.
After the typoon has gone, we feel like in the mid or deep autumn.
Rice field around Maruyama has already turned yellow and rice reaping has started.
Monthly Maruyama-gumi activity will be held on Sept. 23rd.
We may pick some early glown soy-bean and try "eda-mame" at the open kitchen.

Date & time: Sept. 23rd, Monday (Holiday), 9:00〜14:00

Schedule: 9:00~10:00 opening, thresh of wheat
  10:00~11:30 Maruyama walk, surveying plants and bugs
   11:30~12:00 picking soy bean for "eda-mame"
   12:00~14:00 open kitchen

Capacity: 30 people

What to bring: Maruyama Wood Stamp Card (members and repeaters)
boots, gloves, cloths, towels, cap or hat, drinks, at el

Fee: annual membership \3,000 for individual, \5,000 for family
One time visitor \1,000 for adults, \500 for kids
+ open kitchen \800 for adults, \500 for kids

RSVP: contact Yuki or Kibo Hagino by August 14th, wednesday.
  e-mail snowhagino@gmail.com, kbhagino@gmail.com, Yuki’s fb, or phone at 0768-26-1668

Notes: Please plan car sharing and park neatly so that not to interrupt local farming.

Upcoming : October 13th survey & open kitchen 
November 10th survey & open kitchen
December 8th aenokoto, welcome god from rice field (15:00-)
January 12th soy source making workshop
February 23rd   aenokoto, farewell god for rice field

Please let us know if you would like to join the mailing lists of Maruyama-gumi.


萩野 紀一郎
萩野アトリエ / まるやま組
Kiichiro (Kibo) Hagino
Hagino Atelier / Maruyama-gumi
home: 0768-26-1668
atelier: 0768-26-1666
facsimile: 0768-26-1665
keitai: 090-9841-8968
kbhagino@gmail.com
http://maruyamagumi.blog102.fc2.com/
世界の地理学者来たりて
2013/08/05(月) | 世界 |Comment
おとといは国際地理学連合(IGU)の農村地域研究者による2泊3日フィールドトリップがまるやまを訪れました。以前まるやま組に参加された夙川学院大学の河本さんと岡大のキム・ドゥチュル教授率いる世界10カ国あまりから集まった34名の方々。五箇山や砺波の散居村などをまわられて能登の典型的な農村風景を見る為に来られました。

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いつものように谷中さんと集落の稲作を中心にした暮らしや歴史をお話してもらいます。先般の世界農業遺産でなれているとはいえ、今回は通訳なしなのでつたない英語で夫と私が解説してゆきます。

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そもそも地理学者の方々にどんなお話しをすれば良いのかと迷いながらも、とりあえずまるやまのまわりの人と自然のかかわり、それも特別珍しい事でもない日々の事、そしていい所だけででなく課題も交えて伝えて行きます。過疎高齢化により耕作放棄地の増加と空家、植生の遷移、特定外来種が増えて来ている事など大きな課題。

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道の脇に転がっている石は水路から田んぼに引き込む水の量を調節する為に置いてある。必要に応じて石の大きさを変えるといった小さな知恵。

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夏休みの次女も生き物や地層や化石を紹介したり。歩きながら皆さんからの質問にこたえたり、気付きをいただいたり。

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まるやま組の取組みやオリジナルの白地図や教科書などのツールを紹介します。リフレッシュメントにまるやまのキュウリとトマトとお茶でひとやすみ。

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皆さん関心があったのはアエノコトのしつらえをトレーサビリティーの視点からみたものやまるやま周辺の農家さんの各家の土地利用の図版。集落の農家さんがいかに季節ごとにどこで何をするべきか知っている知恵と田んぼや畑、焚きもん、山菜採りとあちこちまわりながら手を入れている自然が里山である事をおわかりいただけた様です。

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ふたたび外へ出てまるやまへ。暑さも比較的ましでしたがみなさん健脚。

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モニタリングでわかった絶滅危惧種の植物の種取りを農家さんと試みているスポット。

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八百万の神々が宿るニッポンは不思議な国だった事でしょう。

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最後にまるやまのまわりの田んぼに水を行き渡らせる水路の最も高い地点、分水嶺をご紹介しました。やはり地理学者の皆さんツボでした。

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まるやまにこんなに多国籍の人がいるって不思議な気分。バックグラウンドや文化は違っても人として、それらを越えて共感出来る事はあるのではないかとおもいます。簡単ではないかもしれませんができることをすこしずつ。

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最後に参加して下さった国際地理学連合の方々からの感想をいただきました。。

「こんな学びの機会を設けてくれてありがとう」
「普通に旅しただけじゃ絶対わからない、景観の見方を理解できた」
「歩きながら時々立ち止まって説明を聞いて議論する形はすごくいい」
「ここで学んだことを授業で使いたい」
「外国の方だけでなく、日本人のわたしも山里での生活、歴史、日々の営み等々をたくさん学ぶ貴重な時間をいただきました。」
まるやま組night
2013/07/15(月) | くらしつなぐ |Comment
7月のまるやま組はいつもとちがって夕方から。毎年炎天下で日陰もないこの季節夕涼みがてらみなさんが集まって来てくれました。



夏休みを待ちきれないように子ども達がいっぱい。金沢や遠くは京都からも!毎年この季節はすぐにいっぱいになってしまいます。(お申し込みいただきましたが参加いただけなかったかたがたごめんなさい。)

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前日からのぐずついた天気をものともせず、いまであったばかりの子ども達、早速カタツムリをみつけました。

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畦の草を解説して下さる伊藤先生。カラスビシャクというちょっとぶきみな草。

カラスビシャク

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普段は静かな里山がにぎやかです。

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水生昆虫の専門家の野村さんはトレードマークの網でトンボをすくったり、タモ網でたんぼを掬ってコオイムシをみつけてみせてくれます。

コオイムシ

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イヌザンショの木には毎年この時期ヒョウモンチョウの仲間がむれています。豹柄だからこんな名前なんですって。

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はじめて口にする野いちごの味はちょっと酸っぱかったかもしれません。

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ナワシロイチゴ

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セミの抜け殻はよく目にしますが、抜け殻になる前の幼虫。動いてる抜け殻(笑)を見たことあるひとはすくないですね。今夜羽化する為に穴から出て来たばかりでしょう。

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ホソミオツネントンボという青いトンボのまだ今年生まれたとんぼは色が茶色い。年越しするから細身越年と書くらしいです。漢字でみると聞き慣れない、いきものの名前もなるほどと思います。

ホソミオツネントンボ

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まるやま組がはじめての青年も、勝手知ったりの幼児も、みんな歩きます。

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梅雨明け間近のまるやま。自然栽培でつくられている新井さんの田んぼもどんどん成長しています。この生き物の多さが安心感をあたえてくれます。

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向こうの梢にいる尾羽をぐるぐるまわしてじぇじぇじぇ〜とはやりの鳴き声の鳥はモズ。といしかわ自然学校の木谷さんが教えて下さいました。

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田んぼの向こうには野うさぎも顔を出します。結構大きいうさぎです。この時期イネや大豆の新芽をかじりに来ます。

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ネムの花咲き乱れ。夕暮れ近くなりオープンキッチンの時間です。

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ゆみさんが畑の旬の野菜を中心にまるやま組の晩ご飯です。

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小はちめとズッキーニの南蛮漬け。

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茄子とひき肉のトマト重ね煮。

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外もだいぶ暗くなってきました。

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まるやま組の畑で刈り取った小麦の茎を使ってつくったストローで麦茶を飲む子ども達。おとなは自家製ジンジャーエールとプラムのソーダを。

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こちらも畑の雑穀をふんだんにつかったテーブルロール。

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皮もついたまま、丸ごとの人参、玉ねぎやじゃがいものオーブン焼き。

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デザートはサプライズで我が家の3人女子のバースデーにと野いちごたっぷりのロールケーキ。ゆみさんが焼いてる間にご主人の覚さんが野いちごを摘んで来てくれたそう。(ありがとうございます!)

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毎回待ちきれない子ども達がかわいい。食後にホタルを見に再び外へ。ピークは過ぎたもののヘイケボタルがとびかう夜の田んぼにこどもたちも眠気はどこへやら。

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最後は家に張っておいた白布に集まる夏の虫を野村さんに解説していただきました。セミやコガネムシ等の甲虫達があつまってきていました。

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まるやま組night。たくさんの夏の生き物の達が力強く息づいていることを感じさせてくれました。こどもたちに伝え、残して行きたいものですね。
そしていろんな人たちがつながって、ここで季節の味を味わえることにあらためて豊かさを感じずにはいられないのでした。

みなさまお疲れさまでした。



香る種子
2013/07/12(金) | |Comment
生のアンズが届いてジャムにした後に残ったタネ。割ってみると中にはアーモンドの様な実がつまっています。

杏仁2

中華食材であんにんといって杏仁豆腐の香りのもとや漢方薬になっているというのは聞いたことがあったけれど取り出したのははじめて。

中華食材:杏仁

半信半疑で40コ余りちいさな千枚通しをヘタの所に挿して金槌で割りました。途中指を突き刺し痛い目に。でもおいしいらしいのでめげずに割り続けます。奥の赤い実はトッピング用のクコの実。これはスーパーで買って来て水でもどします。

杏仁1

アーモンドの様な仁が出てきました。一晩水につけて茶色い皮をむきます。

杏仁3

漬けた水と一緒にバーミックスでどろどろにします。鍋で煮出したら細かい目の茶こしで漉します。

杏仁4


杏仁5

寒天やゼラチンをゆるめになるように。砂糖もいれます。全てが溶けたら生クリームもいれます。

冷蔵庫で冷やし固めて杏ジャムとアンズ酒を少しとレモンでつくったシロップをかけます。

杏仁6

至福の杏仁豆腐の味を知ってしまったことが幸せだったのかどうかはわかりません。
(しばらくはスーパーの3コパック巻きにはもどれないかもしれません。)

ので、あまりおすすめはできません。

ただ実のあと、タネも楽しめるあんずはお得な果物であるにはちがいないとおもいます。