まるやま組

スポンサーサイト
--/--/--(--) | スポンサー広告 |Comment
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
自分の住んでいるところ
2011/07/18(月) | くらしつなぐ |Comment
私がすんでいる集落の集会所の壁に一枚に地図が貼ってあります。

集落地図

集落の見取り図が描かれていますが、一軒一軒の家の名字と屋号が書かれています。東京に住んでいる時には耳にした事もなかった屋号。能登の集落では今でも姓名よりも屋号で呼び合う事が日常茶飯事です。


屋号 wikipedia


村落における屋号 [編集]
農漁村では、家の地位・所在地・特徴などを屋号としている。多様であるとともに、村の歴史を内包したものでもあるため、民俗学上の史料として参考にされることがある。
例としては、道のかどにあるので「カド」、堰の上にあるので「セキガミ」、田のふちにあるので「タブチ」、村の庄屋なので「ムラカミ」、家の始祖が三郎左衛門なので「サブロザエモン」、新たに家を創始したので「シンタク」(新宅)、ただ単に地理的条件で「ウエ」(上)や「シタ」(下)がある。
これらは明治以降姓として受け継がれた例が多いが、沖縄県においては同じ姓を名乗る者が多いことや、地縁・血縁を重んじる傾向にあるため、現在も姓とは別に屋号を持っているケースが多い。「カジヤー(鍛冶屋)」「シルシヤー(印屋)」など明治以前に成立したと思われる屋号の他、「フランス」「ベーカリー」など近代に成立したと考えられる屋号も存在する。沖縄県の新聞の死亡広告においては姓名の他に屋号も併記されることが多い。

この集落に引っ越してもうすぐ8年になるのになかなか、みなさんの屋号が覚えられずにいる私です。カタカナで表記されているのですが音のひびきがまるで外国語のように聞こえます。おばあちゃんとの会話の中にもしょっちゅう出てきます。たとえばコーヤというのは紺屋のことで集落に一軒あった染物屋がルーツとか。聞いていると集落がひとつの最少のコミュニティの単位であった頃の暮らしに想いが馳せます。

さて私のようによそ者に採って地図があればとっても便利と思いました。他の若いお母さん達もお嫁に来た人は知らないのではと聞いてみるとやはりあまり熟知されていません。子供達も推して知るべし。名前や屋号を知り合うだけで人間なんとなく近しくなれる様な気もします。

そこで夏休みにこどもたちが集会所で行なう勉強会に集落のおじいちゃん、ばあちゃんに来てもらい屋号地図を作り直すことになりました。宿題のドリルするのもいいけれど、休みの時にしか出来ない事しませんか?と父母の皆さんに声かけしたところ、以外と盛り上がりそうな反応が。。。
こどものころどこで遊んだ、何がいた、昔は何の店があったとか、売っていたものとか、名前のいわれなどなど、30~40代は地元に関心がないのかな?と思っていた私の考えは大きくくつがえされました。

なんだ、みんなやっぱりここが好きなんだ。

7,8月で二回の地図づくりのまとめで出来たものをたたき台にしてBBQで酒の肴に多いに語り合っていただけると、もっとすごいムーブメントにつながりかも!?と密かに期待している私です。
考えてみるとこれだけご近所の事知り合っているコミュニティに住んだのは、アメリカのペンシルヴァニア州のナーバスとここだけです。

そして今の屋号地図には含まれていない集落のはずれの我が家を今度の地図で描き込んでもらうのをたのしみにしています。我が家の屋号なににしようかな~?