まるやま組

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うどん のんち
2011/06/02(木) | 経済 |Comment
今日能登半島の先端のまちにちいさなうどんやさんが一軒お店を開かれました。

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大将の尾間谷さんです。うどん縞の手ぬぐいが似合います。

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もとからうどん屋さんをしておられたのでなく、サラリーマンから転職されてゼロからの出発です。インテリアや、お店の什器の選定をお手伝いさせていただくなか、とにかくうどんがおいしく見えるようにシンプルながら、珠洲らしさが感じられるお店作りがはじまりました。

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模型です。ハギノアトリエのスタッフの岡田くんと四方さんが作りました。今回はインテリアなのですが、新人研修も兼ねて作ってもらいました。やはりCGより模型の方が空間、質感のイメージがわかりやすいので。今どき手で図面描いて模型作ってる事務所って?ともおもいますが効率的ではない中に豊かさのある仕事ができれば良いのかなと思っています。

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こちらは模型の中身。こういうものを初めて見る方は結構驚かれます。イスもスケールを合わせて作り、イメージをつかんでもらいました。尾間谷さんもお茶目に作らせていただきました!

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ここからは実物です。大工は珠洲の大伏さん。尾間谷さんの幼なじみです。外観の黒い色はみなさんお習字でおなじみの墨汁。はけで一枚一枚の板に塗ります。黒い壁に白地ののれんは真面目なうどん屋な感じです。
       

  
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三人の娘さんの名前につく『乃』の字にちなんで店の屋号はのんち。ロゴはうどんで描いた乃の字のイメージです。メニューはアテの端材を使っています。輪島の岩渕箸店さんが木地を挽いてくれています。まるやま組のものでもお世話になってます。メニューにはよくみると準備中のものも書かれているという可能性が秘められたお店です。温かい目で見守って下さいね。カードホルダーは時間がなくハギノアトリエ製!ありそうでないモノ。

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全体に木と漆喰とブリキと黒板、綿生地の素材と色におさえるようにしています。あとは飾り気の無い素直なものを、安く手に入れるようにしています。

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尾間谷さんが打合せに持ってこられたメニューのスケッチがかわいかったので、店内の壁を黒板にしてpopも自分で描いていただく事に。季節によって具材が変わるので楽しみにしていてくださいね。おわんや茶碗は輪島塗の木地屋の四十沢さんにデザイン画を持ってお願いに行きました。

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畳のコーナーの壁紙は三井の遠見さんの染め紙。栗で染めた渋い風合いが素敵です。イカ釣り船の照明を吊るしています。海辺の町なので船の照明器具を何カ所か使いました。蛸島であがった海の幸の天ぷらうどんをこういう照明のしたで食べたら楽しいかなという思いつき。船の電気屋の沖崎さんにご協力いただきました。

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一枚板のカウンターは小泊の製材所から持ってこられ挽いて上下で使っています。もとは一本の木なのです。イスは昔の小学校の図工室のものです。尾間谷さんがきれいに手直しされました。什器にも古い餅板という長方形のお盆にうどんの玉をのせたりしているので、新しいものと古いものが上手く混ざって行ってほしいと願っています。

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小西さんの珠洲焼きの器に盛付けられたきのこうどん。器は手に取ったときしっくりくる大きさで、重心が高いので重く感じないというお話しです。
讃岐仕込みのもっちり、しこしこした麺にあっさりした滋味のあるおつゆです。

これだけ地元の方と組んで現場ができているというのはうれしいなぁ、すばらしいなぁとおもい、みなさんに感謝です。まるやま組などを通じてできた人の輪がなせる仕事です。

うどんのんちが地元の方にも、遠くから遊びにこられた方にも可愛がられるお店になりますように。