まるやま組

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パラタクソノミスト
2011/02/06(日) | 学び |Comment
去年の秋はきのこがたくさんみられました。我が家の家のまわりはまさにキノコランド。家から三歩でればなにかしら生えていました。素人の私も集落の人々が目のいろを変えてキノコ狩りに精を出している姿に、とうとうキノコデビューしました。

きのこいろいろ

とはいえ、どれが食べられるのやら、毒キノコやら全くわからない私は、まずはみなさんが売りに出しているキノコを
よーく観察して(いろ、かたち、においなど)裏山へ。

図鑑とにらめっこしてもらちがあかないので、写真を撮って金沢大学のキノコの博士にメール、一方集落のおばあちゃんの井戸端会議へ段ボールに入れたキノコ抱えて食べられる物を選り分けてもらいます。

科学の知識と伝統の知識の両方が得られる私は相当ラッキーだと感謝しています。

ちなみに写真のキノコは時計回りで12時から
(黄色いマイタケみたいなヤツ)コウモリタケ,不明,アラゲホコリタケ,テングタケ,不明,ウラムラサキ,不明,クリカワヤシャイグチ,テングタケの仲間,クリタケ,ヤマドリタケモドキ
で不明なものもよく写った写真があれば同定できる(何の種類だかわかる)そうです。

このように分類ができるという事はすばらしいことだとおもいます。まるやま組で植物の調査をする時もある程度はなまえがでてくるようになったのですが、なかなかその場で分類することはむずかしくて結局専門の金沢大学の植物博士にたよってしまいます。

パラタクソノミストということばがあるそうです。しらべてみると、

自然史系学術標本・サンプルを正しく同定し整理する能力を有する者で、 環境調査・教育において必要とされる人材です。準自然分類学者は、生物分野では、分類学(タクソノミー)、生物多様性 研究、環境アセスメント、環境教育の専門家をサポートします。地球惑星分野では、岩石学、鉱物学、鉱床学、古生物学 の専門家をサポートします。

      押し花

身近な環境のフィールドワークにいつも専門家がおつき合いしてもらえる訳ではないので、自分たちでも分類のスキルをアップする事は大事です。でも下手にまちがった同定や、まちがった資料を残すよりは現物を残しておけばいいかなと思い、今年は植物の標本づくりをして少しずつ残して行きたいと思います。

      押し花2

里山にある植物は2075種といわれています。わたしたちが確認できているのはそのうち250種余り。名もない草にもちゃんと名前があるのです。

名前をつける意味って何だろう。これとこれは違いますよというために名前をつける。どんどん細かい専門的な世界に入って行く事も重要。

でも細分化された世界は本当はひとつで、なにもわかれていなくてつながった一つの大きな細胞みたいなものが地球なんだって事を、いつも体の芯にもっていてそこへ戻ってくるように癖をつけないと行けないような気がします。分けたら合わせよう。なんだか宗教じみてきました。

とにかく、そういうわけで押し花、押葉をつくりましょう。