まるやま組

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職人のともだち
2010/12/22(水) | 学び |Comment
マイスター

今年の四月から金沢大学の能登里山マイスター養成プログラムに参加しています。
能登半島の先端、珠洲市の小泊と言う小さな集落の廃校になった小学校で
農業や、環境や、自然科学などいろいろな興味を持った人々が
能登の里山里海をを拠点に様々な試みをしています。名実共に最先端かもしれません。

能登里山マイスター

最近顔を見せない受講生のSさんがひょっこり家にやってきて立ち話。
お土産に、酒粕と麹を持ってきてくれました。Sさんのお仕事は、日本酒の酒蔵の蔵人。
日本酒をつくる職人さんです。春から夏にかけては能登で農業、冬場はお酒を造りに滋賀県へいかれます。
お正月前の短い休暇に能登へ帰ってこられたのです。同じく里山マイスターのIさんのご主人が能登杜氏で、Sさんはそのもとで勉強しながら頑張っています。
Iさんのご紹介で夏に飲みきりの青い素敵な小瓶のを飲ませていただきましたがとてもおいしく、大きさやカタチも気に入っていました。一献傾ける杯もこんな季節に働く人の手あって、はじめて口にすることが出来るのですね。


近江の日本酒 喜楽長

粕汁はもちろんですが、ディップとしていただくのもおいしいです。
粕をオリーブオイルでの柔らかく練り、オリーブのみじん切りや
アンチョビか能登の鯖のこんか漬けのみじん切りを練り込み
薄切りのバゲットにぬって軽くトーストします。
好みでピンクペッパーをのせるとちょっとはなやいだりします。
チーズみたいで日本酒にも、白ワインにもあうとおもいます。

麹酒粕

手に職をつけるという言葉の通りヒトの手で何かを生み出す仕事って
すばらしいとおもいます。
その上、伝統をつないでいっている。

いつでもどこでも何でも手にはいってしまう今の時代だけれどー

バブル崩壊前、わたしが高校生のとき、ある日校長先生が生徒に投げかけました。

『あなたたちが身につけているブランドもののバッグやくつ、家や、車、、、お金がすべて火事で焼けてしまったとしたら、後に何が残るか、考えてみましょう。自らの手から何を生み出す事ができるでしょう?どんなふうに生きて行けるでしょうか。』

だからってみんなが手でモノつくらなくてはいけない訳じゃないですが
いまだに考えさせられます。
少なくとも、モノを作っているヒトとつながれて、
見たり聞いたりできるということさえ幸運な気がしています。