まるやま組

スポンサーサイト
--/--/--(--) | スポンサー広告 |Comment
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
焚きもん小屋
2013/06/11(火) | エネルギー |Comment
大地震を経験したあと多くの人がエネルギーに関心を持つようになりました。各地で原発反対運動が行われ再生可能エネルギーをとりいれようという動きが目立つようになりました。もちろんよい方向だと思うのですがエネルギーの種類は置いておいたとしても何でもお手軽すぎるのもどうなんだろうとおもいました。熱や灯りはもっと人が直接つかいこなす関係があってもいいんじゃない?かと。




うちは冬場は薪ストーブなのですが今まで薪は地元の方から買っていました。でも家の周りをみまわせば家を建てた時伐って放置していた原木や廃材もあったのです。原発反対とおおきな声を上げる事も必要だけどまずは身の丈バイオマス。

2.jpg

集落の元炭焼き職人も谷口さんに教えてもらいながら家の周りの燃料になるものを整理整頓してみます。まずは家の周りの仕事なのと頻繁にエンジンをかける手間を考えて私に推薦された掃除機の様にコンセントをさせばボタンひとつで作動するチェーンソーにオイルを入れます。まぁこれもお手軽と言ってしまえばそうですが、続けられる手軽さは必須です。

1.jpg

まずは南側の一階の地面の部分に薪を置く部分に土台の木を組みます。薪の長さ45cm程の長さものを壁面と直角に配置してその上に壁面と平行に長い木をわたします。この上に薪を積んでいきます。両端の地面に柱が入る穴を数センチの深さに掘ります。そこへ先を尖らせた柱を立てて上部のコンクリートのひさしとの間に建てます。この時柱の方が地面から軒下よりやや長くなるようにしておきます。

3.jpg

4.jpg

しっかり建てる為に三角のくさびになる木を入れて締め付けます。谷口さんの足元は古いズボンの裾でつくった脚絆代わりのモノが紐で巻き付けてありました。作業性と安全のためだとおもいます。

5.jpg


6.jpg

今年81歳と言う谷口さん。湿布は痛い方の反対側に貼ると効くというけどバンバンの現役。

7.jpg

9.jpg

順番に薪を並べていきます。ちゃんとした広葉樹の薪でなくても取りあえずは焚いて暖をとれて家の周りがきれいになります。焚付けや火持ちの良いもの、湿ったもの、その時々の状況で使うべきものを使えばいいのでとりあえずなんでも。

91.jpg

92.jpg

薪を伐る台に廃材や庭の手入れででた栗の木を伐っていく。こういう台を作っておくと作業性がよいのです。

93.jpg

薪が数段積めたら、両端の柱から柱まで紐を張って結んでおく。
94.jpg

そしてその上に薪を積んでいくことで紐にテンションがかかり紐には内側に引っぱりの力がかかる。薪を積み上げることで横に崩れようとする薪の力と相殺されて薪を保ってくれます。野外だと冬場雪の加重もあるので崩れないように焚きもん小屋が建っている不思議はこの紐が鍵でした。


95.jpg

家の周りの木や枝がお金を出さなくても冬の燃料になる。請求書も来ませんからね。せっせと拾わなきゃ。それにしても何もない所から木の棒と紐だけあれば薪を積み上げられることってシンプルだけどすごい。一応学校で建築とかならったんだけど自分ひとりじゃ失敗ばかり、先人の知恵に感心しきり。