まるやま組

スポンサーサイト
--/--/--(--) | スポンサー広告 |Comment
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
樽からはじめる社会貢献とは
2010/12/20(月) | 学び |Comment
barrel

かねてから気になっている里山の山菜を昔ながらの塩漬けで
まじめに、保存して、みんなに食べてもらいたいという取組みです。

私のうちの周りにわらびがはえていて、
それをとっておばあちゃんたちが塩漬けにして保存しています。
一時期に沢山とれるし、塩でしっかりつけるといつまでも保存が利きます。
そのうえ、塩の出し加減でお漬け物にも、煮物にも、イタリアンにも使えるという万能選手です。

まずは杉の樽を購入と思いネットで検索したところ
熱い想いで樽を作っておられる竹十さんに出会いました。

杉樽  竹十

左のふたつが届いたばかりの二斗樽です。
ものすごくしっかりしている上に凛としたたたずまいと言うか、
ようし、おばあちゃんたちからしっかり塩漬けを伝授してもらおうと
気持も引き締まる感じです。
右の古いのはこの三年程うちで味噌を作っている樽。
七尾の鳥居醤油店さんにいただいたものです。
鳥居さんは徹底して能登の大豆、能登の塩、小麦にこだわって
昔ながらのお醤油づくりをされる方です。
まるやま組オープンキッチンもここのお醤油です。

鳥居醤油店

barrel detail

本当に自分のうちで造ったお味噌はおいしく、
手前味噌の名の通り、毎回『うちのお味噌汁っておいしいよね~』と
キッチンで鼻を鳴らしてしまいます。
たぶんその家その家に一緒に住んでる菌やらが作用しているのかもしれません。

能登半島地震後に夫が立ち上げていた土蔵修復のNPOにも神戸の左官職人さんが
沢山来て助けて下さいました。
今回は灘の樽職人さんが能登の竹をたがに使えないかとか、
余って捨てられている山菜の塩漬けを神戸で売れないかなど
いろいろな事を共に考えて下さいます。

能登の山にはびこる竹や杉を使って樽を町の職人が作り
土蔵の中で樽が里山の恵みをおいしいいものにしてくれて
樽ごと町に運ばれ町の人に食べてもらえたら・・・

もともと樽の技術があったことで
醸造業が発達したと宮本常一さんは言っておられ、なるほどなとおもいます。

『塩の道』 宮本常一著


里山保全活動を熱心にされている研究員の方と連携して
この取り組みが単なる産品販売にとどまらず、おいしい社会貢献になったらすごいなとおもいます。

里山里海自然学校