まるやま組

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まるやま組手前味噌
2012/01/20(金) | 経済 |Comment
今日一日三井小学校の五年生は学校での授業はおやすみ。教室は洲衛の農家松本さんのところでまるやま組の畑の大豆で味噌を仕込ませてもらいに課外授業となりました。
まずは一晩水に漬けた大豆を煮てゆきます。

松本13

虫食いや黒い皮やなんかがあってもやっぱり、自分がかかわった作物には愛着がわきます。煮ている間に糀の段取りをします。

松本12

松本さんが新井さんの屑米を糀むろで仕込んで下さったものを使います。クズというと聞こえが悪いですが選別して粒の小さいお米や農薬をまかずに育てた自然栽培のため斑点カメムシのかじった黒いものが時々混じってますが味に支障はありません。そこで大豆作りにもずっとかかわってくれている輪島の谷川醸造の谷川トーサンが糀の科学について解説中。やっぱり授業参観で見る時より真剣な子ども達。

松本11

糀盆を運び出してほぐしていきます。においを嗅いだり、味見をしている子もいます。ポン菓子のような味とかお酒みたいとか、かびをたべるの~?とかにぎやか。

松本7

そうこうしているうちに大豆の鍋から泡が出てきます。灰汁と言われていますが旨味成分なので掬い捕らずに、そのままとけ込んでゆかせます。なめてみたら甘い。カフェラテのフォームミルクみたい。その間男の子達も質問してはメモをとる。

松本8

松本さんのおかあさんはせっせと、大豆の作業の合間にお昼のまかないごはんを用意して下さいます。きょうは山菜おこわと中華おこわ、牡蠣のごはん、根菜のめった汁。山菜は金沢の山から届いたアザミやイラクサというめずらしいもの。カキは穴水の沖合のもの。その他野菜やおこめは松本さんの畑や田んぼから。せいろで豪快に蒸し上げます。

松本9

味噌づくり以外に子ども達の興味は火。時計ストーブに薪をくべたり、炭に火吹き竹で息をかけたり。

松本6

ごはんが出来たら給食当番さんがよそったりしながら、合板で出来た不思議な魅力の憩いの場でお昼ごはん。五杯おかわり下と言うのは神奈川からの転校生。

松本4

松本2

潰した豆は塩、糀と合わせていきます。塩は輪島塩さんの揚げ浜塩田の塩を使います。まるやま組のまめ、新井さんのおこめ、松本さんの味噌づくりの技とすべて顔の見える材料が整いました。

松本1

昨日私が洗っておいた樽に詰めてできあがり。最後は黒米や玄米のお餅を塩味のきいた小豆にいれてぜんざいまでいただきました。子ども達はもちろん担任の先生、飛び入りの校長先生も子供以上に興奮されていました。

学校もカリキュラムが忙しい中先生方と子ども達が学校を出て、地域のかたがたに包み込まれながらそだてられる。里山の農村の持つ教育力にとても感動します。味噌が作れる体験とか、自然環境に触れられる体験をこえて、
その土地に根ざした事を学ぶ場というのはとても大事です。

小学校も、まるやまも、松本さんの農業小屋も、新井さんの田んぼも、
みんなもともと同じ時間と空間にあったものです。
それぞれの人の生活も、考え方も、暮らしもみんなちがっているけれど
どこかでゆるくつながっている。
そんなことが『今、ここ』という空間をフィジカルに共有して行く事で
みんなの土地に根ざしたくらしにつながっていけばいいなと

まるやま組はおもいます。
春の畑の開墾から大豆栽培、収穫、選別、から味噌仕込みまでたくさんの方々
ありがとうございました。

そして醤油の仕込みもこれからまだまだはじまります。
まるやま組の調味料おたのしみに!