まるやま組

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気づき
2011/12/12(月) | 経済 |Comment
田の神様がお宿に着かれたらひと休みしてお風呂に入られます。疲れたからだと、汚れを洗い流してさっぱりしたら、ごはんです。私たちの普通の暮らしと似ていてほほえましいのです。

アエノコト風呂

我が家のお風呂では銅の洗面器を使っています。銅って目に良いらしく昔は流行り目をなおすとか言われていたようです。田の神様の目にも良いかもしれません。椅子は床材の残りでわたしがトンカンつくりました。チョウナではつった板が残ってたのでお尻にやさしい気がします。神様よろこんでいただけたでしょうか?

あえのこと4

去年は神様に供えする神饌は三井のアエノコト保存会からのおさがりでした。農業をしていなかった私たちに取って箕や二股大根などそろえるのはなかなか大変だったのです。でも今年は昔のように無農薬の大豆を作ったり、輪島の民俗資料館から払い下げの民具をいただいたりと自然と色々調ってきました。

あえのこと3

その上いつものオープンキッチンの強力なパートナーゆみさんが当日用事があってこられないので、集落の大先輩の方々に応援をお願いして、田の神様迎えは伝統にのっとって行なう事ができました。
七尾の一本杉通りのお布団屋さんに仕立ててもらった麻の小座布団にふっかり座られた大根のひとつはプチ二股。まるやま組の畑から。蒔き時が遅くて小振りになりました。

あえのこと7

御膳は八隅膳といって足のひくい四つ角をおとした江戸時代頃のものといわれています。能登半島地震の際たくさん取りこわされてしまった能登の蔵から譲り受けたものです。ろうそくと燭台は七尾の一本杉通り、高沢ろうそく店さん。

赤飯は細川さんが自家製小豆で3升蒸かして下さいました。市ノ坂では豊作で升からこぼれ落ちるくらいにと縁起をかつぎ赤飯を一升升に盛りつけたりもするようです。お味噌汁はスタッフ四方さんのシバタケと細川一郎さんの裏山のなめこ汁。煮〆は人参が谷中さん、大根は田福さん、ぜんまい、わらびは私が塩漬け。(残念ながら戻し方が今ひとつ。)芋の子、ジャガイモは直売所で購入しました。細屋ごぼうとおはぎは宮谷先生から鯛は宇出津のものです。お漬け物のかぶと雪白菜はまるやま組菜園からです。甘酒は谷川醸造さん。お酒は輪島の白藤酒造さん

あえのこと2

それにしてもこんな新しい取組みだけれど老若男女、さまざまなところから集って下さる皆さんもまた、それぞれにすてきなかたがたです。いろいろなスキルがつながって、いいご縁が出来ますように。

あえのこと20

神様の米俵は用意できませんでした。なぜなら昔のように種もみというのを最近では農家さんが取っておくことはなく、毎年農協から仕入れるそうです。なので収穫したお米を米を入れる米びつならぬ米壷にいれたものをかざりました。市ノ坂でそのような家もありました。今年は大豆の栽培の他にも作ったり、植物調査でであった在来の有用植物もありました。それでお米の周りにそういうタネも飾りました。これも高台の器があったのでのせて、右手前から時計回りにババウリ、大豆(まだハザ干し中)、ツノハシバミ、シバグリ(かちぐりにしました)、ソバ、小豆です。三井町中村では春のお祭りに百取膳というような海のもの、山のものお供えする風習があったそうです。総持寺のお鏡餅にもカチグリや昆布、干し柿など飾られていました。神様へのおそなえ興味深いです。地産地消の原点ですから。

あえのこと6

リビングの一画のこのスペースは本当は畳をしきたいと計画していますがなかなか余裕がありません。ホームセンターでむしろを買ってきましたが古い写真を見ると両端の始末をしていないコモが多いようです。壁もまた仕上げが出来ておらず、本当は(何が本当何だか)和紙を貼る予定ですがボードのままになっています。柳田植物公園のアエノコトでは田の神様の掛け軸がかけられているようですがまるやま組では生物多様性がテーマという事で植物標本をしつらえの奥の壁にかけました。

あえのこと24

植物の写真でも良かったのですが標本って写真よりもそのものなので、色があせていても、今ここにいるという臨場感にさらに花を添えてくれるのだと思います。科学と伝承の知恵と、祈りと恵みと様々なものがぐるぐるとつながっている感じ体感していただけたでしょうか。