まるやま組

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まるやまハーバリウム計画
2011/12/07(水) | 文化 |Comment
まるやま組のアエノコトの準備を始めました。干しワラビを戻しています。

標本7

春に近所の山菜採りでいつも袋がいっぱいの橋さんを呼び止めて習った、灰をまぶした干しわらび。いよいよ戻します。水からいれて沸騰して来たら7分茹でて一晩さますそうです。

標本3

五月のブログより

干しゼンマイも戻します。

標本6

硬そうですが、本当におばあちゃん達が作っている煮しめの様に。しっとりねっとりおつゆを含んだものになるのでしょうか?まあ素材から初めて一年めで上手く出来るわけないですね。

標本8

そしてもうひとつの準備。今年は金沢大学の生態学の伊藤浩二先生とモニタリング調査を初めて2回めのアエノコト。依り代の学名だけでなくもっと身の回りの植物を身近に感じていただけたらと植物標本をアエノコトの儀式に並べてみようと思います。いろいろな形や色、花など感じていただければと思います。今は外の草木は枯れて来たのでいつもの植物調査の代わりにお楽しみ下さい。

標本4

そこでスタッフの岡田くんが標本を台紙に貼ってくれています。

標本9

和紙テープと専用の電気のこてを使って器用に貼って行きます。建築の模型で細かい作業に慣れているので仕上がりもきれいです。

標本2

今年の夏、四国の牧野富太郎植物園に金沢大学里山マイスターから視察に行かせていただき、牧野富太郎さんがご自分でつくられた標本からおびただしい数の標本を集めて保管してあるハーバリウム(植物標本室)を見学させていただきました。

標本1

まるやま組でも夏以降少しずつ標本を集めて来たので、アエノコトの際にまるやまハーバリウムで田の神様をおもてなししたいと思ったのです。とはいえ、なぜ標本をとり始めたかと言うと、生態学者や植物学者というような専門家がいなくてモニタリング調査で同定を間違えても標本があれば修正が効くと思ったからです。でも何よりやはり図鑑ではなく本当に、今ここに生えていたものというのは見ていてインパクトがあります。

そんなことを考えてハタと気づいたことがあります。干しワラビって、干しゼンマイってもしかして標本?と同じではないですか。食べられる標本。そう言えば牧野植物園の研究室でも標本の葉っぱをお湯で煮て戻して再生させて研究に使い、また乾かして保存すると研究者の方が言っていました。意外にも科学と伝統はちかいところにいるのかもしれません。