まるやま組

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さやぼり
2011/11/23(水) | くらしつなぐ |Comment
11月の初めに収穫した小豆。3週間程ハザ干しをしていました。

さやぼり4

久しぶりの雨上がりを見計らってハザから下し、枝から豆の莢をはずす作業、さやぼりをはじめました。晩生の小豆の中でも集落一遅い豆。こちらのハザのものは葉っぱがまだ少しついているうちに収穫に踏み切ったもの。今では効率化のために葉っぱをむしり取ったり、葉を落とすために除草剤を使う人もいるとか。霜が降りる頃葉っぱは自然と落ち、それまでに少しでも養分をマメに運ぼうと頑張るそうです。ハザにかかってからでもそのように働いているそうです。

さやぼり5

さやぼり6

軽トラックで小豆の束を谷口さんの作業所に運び込みます。ブルーシートにさやぼりした小豆の莢をひろげていきます。農機具をしまったり、収穫物をひろげたり、農ある暮らしに欠かせないスペースです。またいつでもキチンと整理整頓されているのがさすが谷口さん。入り口横のホースでさえもいつもきっちり螺旋状に巻いて片付けられています。

さやぼり3

種まき、苗作り、草取り、収穫と携わって下さった田福さん、山本さん、谷口さんとスタッフでさやぼりをしていると、いろいろなひとが立ち止まってこえをかけてくれます。農林事務所の細川さんがやってきたり、新井さんが飛び入りで手伝ってくれたり。

さやぼり1

畑の話やら、お米の話、冗談まじりに能登の言葉が飛び交います。『ひでえなっとる』沢山なってる『けなるい』うらやましい。など耳慣れない言葉。とにかく小豆は豊作なのです。こどもから若者、おじいちゃん、おばあちゃんまで混ざって楽しい作業です。

さやぼり2

日暮れまでかかってやっとさやぼりが終わります。あとは先日みんなのまるやまにやって来てくれた穴水ライフサポートセンターのみなさんに脱穀や選別をしていただきます。

みんなのまるやま

楽しみながら作業していただけたら良いなと思います。それにしてもこのさやぼり作業、ヨソ者も職業も年齢もまちまちな人たちでやっていることがとっても不思議な光景だと思います。もしまるやま組が立派な農業集団であったならそもそも小豆はつくらなかったし、手伝ってくれる集落の人も必要がなかったのだし、同業者でも農法が違えばわかり合うのは難しいはず。なんでもありのまるやま組だから常識も失敗も恐れず、みなさんにささえられているのだと思います。耕作放棄地の田んぼが2つ畑に変わった風景の他に、昨年のこの作業所のこの風景写真にヨソモノ、ワカモノ、バカモノが加わった事もささやかな変化です。

さやぼり8


何十年も小豆を作り続けてきた田福さんのおばあちゃんに『いい豆やから、タネ用に少し分けてね』と言われた事が何よりうれしくもあり、スタッフの若手2人は誇らしかったに違いありません。わたしはといえばまるやま組の焼き印をじゅっと押した紅白まんじゅうを妄想していたりします。