まるやま組

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11月のまるやま組
2013/11/17(日) | エネルギー |Comment
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あいにくの雨の中にもかかわらず子ども連れの若いお母さんの参加が目立ちます。今月は身近なエネルギーについて考えてみようということで

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まるやまのまわりの雑木林で倒れていた木の整備をして運んだものをチェーンソーで伐って見たり

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子ども達は柴刈りをしてもらうはずでしたが雨で濡れては着火しないのであらかじめスタッフが集めておいた枝などをロケットストーブの焚き口にはいる大きさに折ってもらいます。

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雨がすこし弱くなったところを見計らって秋のいろいろな色と形の落ち葉探しに出かけます。

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風も強かったけれど子ども達は沢山発見してくれました。とちゅうひとりのお母さんが雨でもちゃんと装備をして子どもを歩かせたいといってくれたので勇気づけられました。東京農業大学の栗田先生と伊藤先生による葉っぱの解説。

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部屋に戻ってちょっとあたたまったところで火のお話しをすこし。
里山の植物をつかって火熾しができることや火と人のかかわりの変遷についてみていただきました。

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緑色のはオヤマボクチ、茶色はゼンマイ、白いのはガマの繊維を使って火花の火を育てる火口(ホクチ)とよばれるもの。

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子ども達は興味津々。

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食いつく食いつく。

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ほら、火ってつくれるんだ。

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小さな火からそだてていくんだね。スイッチひとつじゃないことを知る。

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もちろん危険はあるけれど、どれくらい危なくてどれくらい大切か身体で知ったなら
きっと安全に使いこなしてくれるでしょう。それを見守るお母さん。

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火のある暮らしについては近日発行の自然人に書かせていただいたので又ご覧下さい。
雑誌 自然人

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さぁ、子ども達が自分で火を作ったところであんこちゃんによる絵本の読み聞かせ。
今日はのねずみのぐりとぐらが大きな卵でカステラを焼いてしまうと言う有名なあのはなし。

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そして用意されていたのは大きなリュックサックとフライパン、ボールに粉に、バターに。。。

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おおきなたまご!!だちょうのたまご1.2kgです。にわとりのたまご24コ分。これでも小さい方らしいです。

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さっそく割ってみましょう。みんな見たいよね〜。お母さんと子ども達はかすてらの担当。

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その他のおとなはオープンキッチンでお昼のごはんを作ります。
おむすびを作るひと、

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のり巻きをまいたり、あえものなどなどじゃんじゃん作ります。

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外は雨ですが中は熱気が。。

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デッキではせいろに酒粕を使ったおまんじゅうも蒸しましたよ。

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自然栽培の新井さんのおくさんの博美さんがマクロビオティックのおかずを色々作ってくれています。

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能登杜氏の奥さんのあゆみさんは持参の酒粕で和え衣をつくってくれたり

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おとなもこどもも普通に会話がはずみます。ふだんあんまり会話しない様な相手ともなぜだか。。

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外では香ばしい匂いがしてきましたよ。

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おまちかね11月のまるやま組のメニューです。ほんとはもう少しありましたが書き忘れました。

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いただきま〜す。

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大根菜と海苔の組み合せが新鮮。

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ふかしたてを食卓へ。

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南瓜のヘタを入れて煮ると薬効がアップするらしい。小豆はまるやま組新もの!

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壬生菜もまるやま組畑から。

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こちらも間引きの大根ステーキ。蒸して焼くのがポイントだそう。

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乳製品無しのポタージュ。

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粕の濃厚な旨味。

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アイスクリームの様ないろですが赤大根となめこ。お酢を垂らすと鮮やかに発色。

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まるやま組さらしあんとバターがバケットにぴったり。

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りんごのタルト。バター不使用とはおもえないのです。

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いまここだけの至福のワンプレート。食品の偽装が流行ってる都会ではかんがえられないことですね。

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そしてお約束のぐりとぐらのたまごの殻の使い道。まるやま組のこどもたちは照明にしてしまいましたよ!

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この柔らかい光のようにみなさま暖かい冬をおむかえください。
干すということ
2013/06/28(金) | エネルギー |Comment
遅ればせながら麦を刈っています。本当は集落の方と一緒に週末刈る予定なのですがちょっと曇り空。あまりぬれてほしくないなぁという気分で試しに2畝刈りました。

麦刈り01

晩秋に蒔いたナンブコムギとパン小麦。わずかに茎に緑が残っていますがほぼ枯れて小麦色。

麦刈り02

そもそも育てていた大豆が晩生でそれを刈り取るのをまっていたら小麦の蒔き時が遅くなり、よって収穫もおそいわけで。。。麦を梅雨前に刈ることが出なかったので今年の大豆の蒔き時を迎えてしまい先週麦の足下に大豆をまきました。ちいさな青い大豆の双葉が並んでいるのがわかりますか。

麦刈り03

このところアブラムシが増えて来ているのかテントウムシをよくみかけます。

麦刈り04

こうして中々効率の良い農事暦に参入できずに、気がつけばいつも遅い。後手後手でやっています。それでもなんとか粒がついています。小麦を使って大豆も米もすべてここの材料で仕込む醤油を夢見ているわけですが、小麦ワラもいろいろ使いたいのでカビを生やさないように干し上げなければ行けません。

麦刈り05

稲と同じように手で持てるだけの一束ごとにワラでくくって軒下のハザにかけます。先日片付けたばかりだったのに小麦を作ると夏場も干場がいるということに気がついて夫が急遽はざをつくります。

麦刈り06

天日で効率よく干す為に南側の風通しの良いところに干場があるのは幸運です。考えてみると薪や保存食等農家の暮らしの中で干すと言う仕事は大きな意味を持っていることに改めて体で気付くのです。乾燥機や灯油、電気を使わなくても干せるということはすごいことです。

麦刈り07

それと同時にこういう昔ながらのやり方では収穫をしても脱穀、もみすり、糠をとるなど一つ一つの工程が手作業だととめどもなく時間がかかるのです。だから去年も冬を迎えるまでにようやく収穫が出来ても粒にするまでの調整、粉に挽いて雑穀クッキーにするまでの時間がとてもかかり、たくさんお分けできずにご迷惑をおかけしていました。だってスーパーの粉なら200円出せば1kgすぐ手に入ってしまうなんて夢の様です。

冬の間脱穀や調整をするのに雨のしのげる土間が必要です。家の部分にはあるのですが地下に干場の近くにつくらなければとおもっています。

この間から読んでいる日本のすまいの変遷について書かれた民俗学者の宮本常一さんの本をよんでいて、農家が広いうちを持つのは広い土間が必要で、それは収穫後の冬場の作業に必要だったからだとかかれた一節がありました。

日本人のすまい 宮本常一著

この文章を目にした時なんだかとってもすくわれた気分になりました。それまで何をやっても手際が悪く後手後手な私たち。冬になっても穀類がまだ穂についたまま。トホホな気分だったのですが機械化される前の日本の農村はみんなそうして土間で冬も作業をしていてそんなにすぐに新米が口に入ったわけではなかったことを知って、ちょっぴり自分達だけじゃないんだと。(といっても手際の悪さは論外ですが)

グローバル社会になって外国の安い食べ物を経済的に豊かな国々が占拠して、その安全性や生産国の環境や生活が脅かされている今。もちろん単に昔にもどる暮らしと言うことを言うわけではないけれど、住宅そのものをエコな素材で作るとか、太陽光パネルをつけるとか機能で解消するのもいいけれども、暮らしの向きをかんがえたいとおもいます。

土から食べ物を得て、風や太陽をつかって干し、日持ちをさせ、旨味もあげてくれる、土間やはざ。そんな農ある民家のかたちのなかに持続可能なライフスタイルのヒントがたくさんあるようにおもいます。みんなが農家にならなくてもちょっと干したり、泥仕事に親しむいまどき民家があってもいいな。
焚きもん小屋
2013/06/11(火) | エネルギー |Comment
大地震を経験したあと多くの人がエネルギーに関心を持つようになりました。各地で原発反対運動が行われ再生可能エネルギーをとりいれようという動きが目立つようになりました。もちろんよい方向だと思うのですがエネルギーの種類は置いておいたとしても何でもお手軽すぎるのもどうなんだろうとおもいました。熱や灯りはもっと人が直接つかいこなす関係があってもいいんじゃない?かと。




うちは冬場は薪ストーブなのですが今まで薪は地元の方から買っていました。でも家の周りをみまわせば家を建てた時伐って放置していた原木や廃材もあったのです。原発反対とおおきな声を上げる事も必要だけどまずは身の丈バイオマス。

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集落の元炭焼き職人も谷口さんに教えてもらいながら家の周りの燃料になるものを整理整頓してみます。まずは家の周りの仕事なのと頻繁にエンジンをかける手間を考えて私に推薦された掃除機の様にコンセントをさせばボタンひとつで作動するチェーンソーにオイルを入れます。まぁこれもお手軽と言ってしまえばそうですが、続けられる手軽さは必須です。

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まずは南側の一階の地面の部分に薪を置く部分に土台の木を組みます。薪の長さ45cm程の長さものを壁面と直角に配置してその上に壁面と平行に長い木をわたします。この上に薪を積んでいきます。両端の地面に柱が入る穴を数センチの深さに掘ります。そこへ先を尖らせた柱を立てて上部のコンクリートのひさしとの間に建てます。この時柱の方が地面から軒下よりやや長くなるようにしておきます。

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しっかり建てる為に三角のくさびになる木を入れて締め付けます。谷口さんの足元は古いズボンの裾でつくった脚絆代わりのモノが紐で巻き付けてありました。作業性と安全のためだとおもいます。

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今年81歳と言う谷口さん。湿布は痛い方の反対側に貼ると効くというけどバンバンの現役。

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順番に薪を並べていきます。ちゃんとした広葉樹の薪でなくても取りあえずは焚いて暖をとれて家の周りがきれいになります。焚付けや火持ちの良いもの、湿ったもの、その時々の状況で使うべきものを使えばいいのでとりあえずなんでも。

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薪を伐る台に廃材や庭の手入れででた栗の木を伐っていく。こういう台を作っておくと作業性がよいのです。

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薪が数段積めたら、両端の柱から柱まで紐を張って結んでおく。
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そしてその上に薪を積んでいくことで紐にテンションがかかり紐には内側に引っぱりの力がかかる。薪を積み上げることで横に崩れようとする薪の力と相殺されて薪を保ってくれます。野外だと冬場雪の加重もあるので崩れないように焚きもん小屋が建っている不思議はこの紐が鍵でした。


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家の周りの木や枝がお金を出さなくても冬の燃料になる。請求書も来ませんからね。せっせと拾わなきゃ。それにしても何もない所から木の棒と紐だけあれば薪を積み上げられることってシンプルだけどすごい。一応学校で建築とかならったんだけど自分ひとりじゃ失敗ばかり、先人の知恵に感心しきり。