まるやま組

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虫よけ、虫さされには
2013/07/08(月) | 自然 |Comment
昔切り傷の消毒には赤チンとか茶色いヨードチンキというのが薬箱に入っていました。チンキと言うことばは英語でtinctureとよばれているもの。

ウィキペディアより

チンキ6

ひと月前にまるやまのまわりに沢山みられたヘビイチゴ。生薬ではジャモ(蛇苺の漢字から)とよばれるらしいです。子どもと競争してボールにいっぱい摘みました。

ヘビイチゴ

ホワイトリカーに漬け込んでみます。他にもヨモギとミント。オトギリソウ等もそれぞれ漬けてみます。

チンキ7

いろんなレシピがある様です。

いろんなチンキ

チンキ1

ひと月近くたって抽出液も大分色づいています。

チンキ2

フィルターで蛇苺を漉してみます。

チンキ3

オトギリソウも。

チンキ5

右がオトギリソウで切り傷に効くと言われています。左が虫さされに効くと言われているヘビイチゴのチンキ。

チンキ4

ヨモギは虫除けにも虫さされにも良いと言われています。大きめのスプレーボトルに入れて玄関やデッキにおいておいて使ってみます。とりわけ夕方畑に野菜や薬味をとりにいくときに。実際ウルリとよばれるブヨにさされたとき生えているヨモギの葉を揉んでつけておいたら何もしないときより腫れが少なかった経験はあります。

でももちろん人によってアレルギーや敏感な肌の方もいるので誰でも使えるわけではないと思います。効き目を家族で実験してみたいと思います。でも何よりさされないように衣服で肌を覆ったり、虫のいない時間帯に作業する等がだいじなのは言うまでもないことですが。。。

家のまわりにある植物を薬として使えたらおもしろいなと思います。
一本の棒
2013/07/01(月) | 自然 |Comment
毎回まるやま組が終わったあと、植物のモニタリング調査をしています。金沢大学の生態学の伊藤先生と一緒にひとつひとつ花や実をつけている植物を調べて日本自然保護協会へデータをおくっています。この数年の間にわずかですが毎年花を咲かせる希少な物もあります。

いつもは伊藤先生に示されないと気がつかない希少な植物ですが、今年は少し、植物の特徴を勉強したら私にも見つける事ができました。今までのモニタリングでは見逃していた場所なので嬉しい気分です。

しかし、まるやまの田んぼの中干しも済み、今は農家さんの草刈りの時期。数の減っている植物も実をつける前に草刈りでなくなってしまうと中々数が増えて行かないようです。かといって広大な里山を管理されている農家さん。ただでさえ忙しいのにに草刈りで注文をつけるのも気が引けます。そもそも、ここは農業の生産現場で植物園でもないのですから。。。なんとなく「希少生物ですから保全します」みたいな上から目線のこともいいたくないし。。。

ということでお願いしてみました。

スズ1

たいして見た目にうつくしい花というわけではないけれど石川県でも加賀の方に少しある様ですが数が減って来ているらしいので、残るといいと思っていると農家さんに伝えてみると。快く草刈りで刈り残して下さいました。小さな木切れに植物の図と主旨を書いて立てて、草の一本一本の足下に目印にお箸をたてておきました。

電話でわかったよといってくだったのですが、先日実際刈り残した様子を見てなんだかじーんと来てしまいました。ほんとに残ってる。

スズ2

まだどんな風にのこせるのかはわかりませんがタネが一個でも出来れば苗が出来るかもしれません。トキのように目立ついきものではないけれどなくなってしまうとなかなか元に戻すのはむずかしいと思うのです。モニタリングを初めて素人の私にもそんな気持ちが少し芽生えています。

スズ3

そして今朝もその植物の前を散歩した時、はじめの日には気がつかなかったことが。。。てっきり畑の作物の支柱だと思っていた棒。その根元にはなんと希少植物がまるやまを背景に朝日にすっくとたっていました。私が目印にとお箸を立てた個体ではないのを新たに見つけて、棒を立てて下さっていました。草の中からこの植物を見分けてもらえたのだと思ったら、うれしさ倍増でした。

研究者の知恵と農家さんの管理をつなぐことへの第一歩。すごい!とひとりガッツポーズの朝でした。こうして農家さん自らが立てた目印を見たら土地に根ざしたいきものを守ろうと言うメッセージを集落のかたも受入れやすいといいなとおもいます。じきに私が立てた板きれも外したいと思います。行政や研究機関という外から上からのおおきな保全の看板よりも棒一本の力を信じて。

蛙の日
2013/06/21(金) | 自然 |Comment
昨日は「蛙の日」でした。おとといの大雨の後まるやまのまわりは木々もしっとり瑞々しい朝でした。朝ご飯前のさんぽでまるやまへ。今年は田んぼの排水管埋設工事で田んぼに水を張るのがおそかった新井さんの田んぼにも水が満々とたたえられています。田植えもおわってよかったです!

今月のまるやま組にはあまり見られなかったモリアオガエルの卵はどうなったかなと毎年たくさんたまごの産みつけられる木に目をやると

かえる1

たくさんぶらさがっています!(田んぼの奥の正面のこんもり低い木の右側木陰に白い部分が卵です。)

モリアオガエル

モリアオガエルは森に住む日本固有のかえるでとてもきれいな緑色をしたかえるです。アマガエルよりおおきくて、卵を産む時には木が田んぼの様な水辺に張り出した所にのぼり泡の様な卵を産むのが特徴的です。ここに住むまでは自然の中でみたことがなかったので毎年この時期は感動します。

かえる2

わくわくしながら木の下へ行くとさっそく門番のかえる君がお出迎え。

かえる3

木の上や葉っぱにいました。

かえる4

あそこにも

かえる13

ここにも。下の大きい方がメスです。木の枝の上で相手を捜しているのでしょうか。

かえる5

枝先の方を見ると産卵中のかえる達がいます。たばねた枝の上にいくつもムースの様な泡が重なって、その上に円陣を組むように何匹も!

かえる7

各枝にそれぞれいくつのもの泡のかたまり。そしてその上にかえるの円陣。もう私は白い泡の玉の上にのったかえるのモビールがぶら下がった傘の中にいるみたいに周囲はみんな緑に包まれているんです。まるでナショナルジオグラフィックのような光景がライブでひとりじめ。

かえる6

よくみえないけれど真ん中はメスの様でまわりはオスが数匹取り囲んでいます。みんな後ろ足で自転車をこいでるみたいに泡を撹拌しています。

そこで気がつきました!いままでメスが泡を出すのかと思っていたらみんなで粘液をまぜまぜして泡をつくっていたんです。わ〜!そうだったんだ〜とひとりで声を上げます。

かえる8

でもなんで?きっと卵を守る為に泡で包む為じゃない?均一に泡の中にたまごを配置して、なかでオタマジャヤクシになるまでそだちやすい小部屋みたいなのができるのかしら。(終始声に出して自問自答。誰かいたら完全に変な人ですね)

かえる10

その間も休まずかえるくんはワッセワッセとこぎ続けます。右の方に見えるクリーム色の粒が卵。

かえる11

なんかオスは黒目が細いのが多い気がする。

かえる12

こぎ終わったのもいる。後ろ足に泡が残っている。

かえる15

こちらのメスはまだおなかがパンパン。がんばれ〜。お父さん、寝てる場合ですかっ。

かえる16

もう一つ発見!下から見るとアマガエルなんかに比べてとても体に対して足が長くて、足の指長くて吸盤も発達して見える。特にメスの足がそうなのはこうして森の木をオスを背負って歩く為の中も知れません。

かえる14

かえる28

かえる達の上っていたのは藤の枝。でもこれは藤の木じゃないのです。藤はつる性の植物で自分ではたっていられません。ここではネムの木にからまっています。画像の右の方の羽状の細かい葉っぱがネム。かえる達はネムではなくて藤の方に産卵します。

どうして?藤の葉っぱはネムよりひろくて泡の卵を支えやすい?藤の蔓の方がより下方の田んぼの水面にしなだれるのでオタマジャクシになったとき泡から水面までの距離が近いからかも。

蔓ならなんでもいいんだろうか?とおもったそのとき、又発見!
かえるの背中と藤の葉っぱのカタチがそっくりです。
藤で産卵に集まっていても葉っぱに見える、もしネムだったら目立ちすぎるのでは。カモフラージュ?

かえる7

おしりのカーブと藤の葉の尖り方似てませんか?

かえる17

むこうにまるやまも見えます。

かえる18

木の上に産まないで畔の縁に産卵してあるのもありました。
でもかわいそうなことになってるのもたくさん。

かえる19

たぶんサギかなにかに襲われたのだと思います。羽が落ちています。

かえる21

つがいで襲われてしまった。もう少しでたどり着けたのに。

かえる22

もう本当に皮一枚で卵でパンパンだったかえるのおなか。かわいそうだけれど全てが大人になれるわけではない自然界の厳しさを目の当たり。でもだから木に上って産むんじゃないのかなとおもいます。藤の葉影にかくれてね。そういう知恵を持った遺伝子が生き残って行くのかもしれない。

かえる26

今朝は本気で次女を学校休ませればよかったと思いました。だって「かえるの日」を見せたかったから。毎年こんなに大勢のかえるが集中してやってくるのはわずかな日しかないから。
たぶん「あまりのある割り算」よりたくさんのなぜ?やまなぶべきことがあるとおもったから。

かえる27

いっそまるやま組で受入れてる小学校の授業を急遽変更したい位でした。今日はなんたって「蛙の日」だからって。放課後、娘と夫が蛙の木を訪れた時かえるたちはみんな森に帰ってみられませんでした。

他にもたくさんあるんです。スイカズラの日も、ツルアリドオシの日も、テントウムシの日も、・・・・いま、ここでしかできない感動でこどもたちを満たせるとよいなと思います。





雪中もちつき
2011/12/28(水) | 自然 |Comment
今年の仕事もまだまだやるべきことはありながらも、一段落。本当はお昼からお餅つきを行うはずでしたが、相変わらずの後手後手ないつもの状態がしっかり年末までずれ込み、夕方からの開会となりました。まずはまるやま組の小豆をあんこに炊き上げます。

餅つき11

前日から裏山の湧き水に冷やかしておいた三井の宮谷先生に分けていただいたもち米6升をざるに揚げておいたものをせいろに移します。この昔ながらのせいろは解体される土蔵から捨てられるのを救済したもの。スタッフと水に漬けてはアクヌキしておきました。何しろしっかりしていたし、金属の蒸し器を買っても2-3万円しそうだったので手入れして使うことに。羽釜も拾ってありました。カマドも金属製のものをネットで見つけましたが、これも拾ってあった、時計ストーブにプロパンのコンロをはめるとぴったり!

餅つき9

せいろ用の角形のすだれと蒸し布のみ購入して蒸し器周りはありがたいことに調いました。蒸気が上がってくると木ともち米のむせる香り、雪景色に白い湯気、このかわいい蒸し器のシルエット。雰囲気があります。何だか楽しいことになりそうです。いままで学校行事やお友達にさそわれてのお餅つきはあったものの、自分たちのお餅つきははじめて。集落の田福さんや西山さんに段取りや道具の使い方をならって臨みます。

餅つき10

はやくもあんこが煮えて来たよう。煮えたかどうだか食べてみよう。自分で蒔いたあずきがあんこになってる感動!

餅つき8

そうこうしているうちに日が暮れてきました。臼もいただきもの、杵も古道具屋さんからいただきもの。でお餅つきが始まります。雪のうえにコモを敷いて滑り止め。

餅つき4

みんなで声をかけながら星降る中を4臼つきました。

餅つき5

餅つき6


富山出身の岡田君ははじめて。小木出身の四方さんは機械のお餅は毎年家で作るそうで、搗けた後の丸める手際の良さは手早くじょうず。親子くらい年が違う私は生徒役、あまり役に立ちません。

餅つき7

みんなのひとつづつ鏡餅を持ってかえってもらいます。みかんはちょっと大きいけれど千枚田からいただいた葉つきのものにします。二臼目からは粟や黍、まるやま組のあおまめなどをいれたなまこ餅を作ります。古い餅板と言うお盆のようなものに角材をいれてなまこ餅の幅を調整します。このお盆も裏を返せば100年くらい前のもの。まったく現役。

餅つき3

初めてのお餅つきなんとかお餅めいたものが出来終了。なれるまで段取りや道具の準備があり、搗くのは意外に短い時間。でも新しい年を迎えるまえにこころ豊かな時間です。毎年恒例に出来ればいいなと思います。寒にもやってみたいなとおもいます。でもこのせいろがあれば、お赤飯蒸したり、中華のちまきや包子などを蒸しても楽しいなと唾を飲み込んでいます。

餅つき2

米を蒸すと言うスキルがなんとなく一歩自分のものに近づいた気のする年末でした。それもすべてこの地に根差したせいろ、臼、きね、すだれ、羽釜などという道具に囲まれながら新しい年にいただくものを自分達の手で作る。いのちをつなぐ技を手に入れたなんだかホッとするような不思議な気分です。これさえあれば生き延びられるじゃないけれど。
葉っぱプレス
2010/09/27(月) | 自然 |Comment
散歩に行くといろいろおちています。木の実、落ち葉、鳥のはね、動物のふん。
拾ってはポケットにしまうけれど、そのままわすれてしまうこともしばしば。
あ、ふんは拾いません。小枝で解体して何食べてるのかな~位はしますが。

葉っぱは少し置くと乾燥したり折れてしまったりするのでケイタイ押葉作りにはさみます。
まるやま組のみんなでつかうために、アテの間伐材で作りました。
挟む段ボールはリサイクル。スーパーマーケットで可愛い柄の段ボールをひろってきます。

まるやまを歩くことを楽しむ道具まだまだ登場します!

おたのしみに。