まるやま組

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天使の羽と畔豆
2013/06/30(日) | |Comment
今日は先日試し刈りした麦をニゾさん、タカさんのお母さん達に本番の刈入れをお願いしました。まずはスタイルからちがいます。

麦刈り08

刈り取った麦を束ねる為の長いワラをクロスにして背中のかんで(かついで)腰にとめていざ出陣。かっこいいんです。

麦刈り09

無駄な動きがなく、刈ってはちょっと二束をずらして交差部分にワラを結びきゅっと締める。

麦刈り10

はやい。何が起こっているのか見えないので無理を言ってスローモーションでやってもらい、

麦刈り11

私も試しますが上手くいかず。。。それにしても軽快に麦から麦へ刈り進むお2人の姿はまるで天使の羽か蝶々みたい。

麦刈り12

まるやまのまわりで自然栽培で田んぼをしている新井さんの畔に今年も畔豆を植えさせてもらいます。昔は圃場整備する前は田圃も小さく畔もたくさんあったのでもったいないので豆を植えたそうです。

麦刈り13

まずは夫が草刈り。畔に豆の根が張ることで畔を固め、壊れるのを防ぐのだとか。

麦刈り14

作っておいた苗を畔の片側に植えて行きます。なぜか畑ではネキリムシ等の被害が多いのに畔では害虫の被害が少ないというのも昔からいわれています。

麦刈り15

ただ草刈りが大変で豆のまわりを手で鎌を使っての暑い中の作業です。3年目の種取りした大豆と刈り取った麦。土地に根ざした調味料はちゃんと仕込めるのか今年もチャレンジがはじまりました。
通学路
2012/04/10(火) | |Comment
今朝から小2の娘をバス停まで送りがてら運動不足解消にあるくことに。25分程の道のりはついこの間まで雪に埋もれていたのです。色々な種類のヤナギが湿気の多いところで芽吹いています。ネコヤナギってかわいいなと思っていたのですが、実は耕せなくなって荒れてしまった田んぼに生えてくるのです。最初にクズ等がはびこり、放っておくとススキなどに占拠され、ヤナギがはえ、ネムノキなんかも生えてきます。集落の人びとにとって悲しい光景なのだと思います。もうすぐしたらきれいに見えるフジの花も同じように手入れの行き届かない山の象徴なのです。

4:10:7

さて、子供とバス停で別れてからさっさと歩くはずが色々な物に出会い、ついついたちどまっては写真撮影、観察。

4:10:8

山水がしみ出すところには山椒魚のたまご。この間から行方不明だったのですがちゃんといました。春らららの芹のごはんの芹はここの水辺から『ちょっと芹をちょうだいね~』とサンショウウオに声をかけてもらっていたのです。

4:10:5

くるくるとねじれたコイル状の寒天の様な卵のうにつつまれて既に細長くなった、サンショウウオがたくさんみえます。

4:10:4

枯れ草の間からはスミレも顔を出し、

4:10:3

朝露を受けたコケ。

4:10:2

毛むくじゃらの蛾。
本当に不思議な色と形。週末の観察会が待ち遠しいです。

4:10:1
積雪情報
2012/01/11(水) | |Comment
みなさんから雪に埋もれていないかとのお問い合わせをいただきます。ご心配ありがとうございます。今年は今のところまだ屋根雪は二階までは達しておりません。窓から見る景色はこんな感じです。

登校3

朝子供達が出かける時に、ネコ達も用を足しに出かけるようです。

登校1

今年初めての雪を見る彼も頑張って歩いています。というより泳いでいます。

登校2
屋号地図
2011/07/29(金) | |Comment
今日は集落の小学生の勉強会でした。例年は集荷所で宿題を集まってやる会でしたが、どうせなら夏休みにここでしか出来ないことを学んだら面白いかもと言うおもいで提案させていただきました。曇り空の中、3チームに分かれて調査開始。

屋号地図2

五年生、四年生、二年生がそれぞれ一人ずつ。ガイド役の70代のじーちゃん、記録用にうちのスタッフが一名で1チームを構成します。集落を3つにグループ分けして3チームでまわります。

屋号地図1

名前と屋号、今住んでいる家族、屋号のいわれなどを聞いて回ります。5年生は記録、4年生は地図を見て案内と質問、2年生はあいさつなどと役割分担します。集落に詳しいじーちゃん世代は顔なじみ、こどもたちはかわいいし、地元の事をあまり知らないので教えてあげようと皆さん笑顔で答えて下さいます。

屋号地図3

いつもは車で通り過ぎ家の裏に坂道が有る事など知らなかった子供達。
屋号は昔の祖先の名前や職業、橋や坂など土地の形状に由来したものが多い。

屋号地図4

中には埋蔵金の伝説も有り、わくわく。

屋号地図8

集会所にすわってドリルも大事だけれど、普段話しをしない集落の方とふれあう事も貴重です。集落ぐるみで子供達を育てる感じがしてきました。

屋号地図6

お話を伺ううち、皆さんが大事に思っている事や誇りに思っている事、今困っている事などが少しずつ見えてきた気がします。やはり車ですれ違って会釈だけではわからないことばかりです。

屋号地図9

お昼になり集会所に戻って地図に付箋で張り込みます。屋号はカタカナで書くとまるで外国語のようにきこえます。じーちゃんたちも古い文献など持ち寄ってはああでもない、こうでもないと話しはつきません。

屋号地図10

ふらっと夏の朝歩いてみるだけで自分の暮らしの根っこが見えてくる、人と人のつながりが見えてくるということはとても豊かな事だと思いました。東京のアパートでお隣がどこの誰かわからないと言う状況からすると信じられません。だからこそそこから逃れたいと言う気持も強いというのも同時にわかります。

私のように都会で生まれ育ったひとでも一緒に歩いているうちに、長くひとつの土地に根ざして自然とともに暮らしてきた様子を、生の声で聞くうちになんだか自分の生まれた国はすごいんだなと誇らしかったり、安心したり、まめに途切れる事無くここで行きてきた人がいることに、気持のよりどころを見いだしたりしています。不思議です。

取りあえず次回でこどもたちと名前や屋号や家の写真などを盛り込んで、集落の地図のベースをつくりたいとおもいます。そして夏の終わりのBBQで若い世代も混ぜてみなさんで酒の肴にしてもらえればいいなとおもいます。

もしかしたら、そこに時間の流れや暮らしのカタチや人のつながりや農業の事が重なって行くようなものができたなら、ここを遠くはなれて暮らしているじーちゃんやばーちゃんの子供達や孫たちに郵送してみたいとおもいます。種蒔きをするような気持で、子供達と一緒に。




明日のこと
2011/03/20(日) | |Comment
米袋スタンプ

明日、まるやまあるきを予定しているので今週はあるき札や地図などの準備にスタッフも大忙しでした。東北関東大震災があってからというもの、何をしてもしっかり落着かず、みぞおちの辺りに何かつかえた感じに過ごしている日々が続いています。こんなときに里山歩きなんて不謹慎かなという気持もありましたが、こういう時こそ地域に根ざした暮らしを大切にして、自分にできることをしっかりやることが一番大事かなとおもい返しました。

まるやまのまわりで、湧き水を汲み、いきものいっぱいの田んぼのお米を炊いて食べられる幸せを、豊かさを伝えることが今ここに暮らすものの使命かなとおもいながら。一方里山に人が入って荒廃させてしまうのではという心配もあります。心ない人に荒らされないよう、集落の人で町の方をお迎えして人と人で向き合って伝えればわかってもらえるともおもいます。里山ってきれいとか、癒されると言ってかえって行くだけでなく、地域の農産物を食べて下さることで支えていただけたらとてもうれしくおもいます。